燃料電池自動車の走行実験を４自治体程度で実施へ

　環境省は燃料電池自動車の効率的な活用方法の検討・調査に使う燃料電池自動車（ホンダＦＣＸ）を平成１５年７月９日１２時から１時まで合同庁舎第５号館北駐車場に展示すると発表した。
　同省はこの燃料自動車を医療福祉施設や学校など利用者、走行距離、利用頻度などの条件を変えながら利用し、走行データを収集する予定。
　燃料電池自動車の有効な活用方法についての検討に役立てるとともに、市街地を走らせることにより、事業を行う地方自治体や地域社会に燃料電池自動車の導入についての理解を深めてもらうことも狙っている。
　なお事業は１５年度中に４自治体程度で行う予定であるが、対象となる自治体は現在公募中。【環境省】