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環境ニュース[国内]

女川原発第1号機の炉心シュラウドのひび進展評価方法を認可

エネルギー 原子力】 【掲載日】2003.07.04 【情報源】原子力安全・保安院/2003.07.03 発表

 女川原発1号機の炉心シュラウド(炉心の外側にある円筒形のステンレス製構造物)のひびの進みぐあいを評価する際に、「発電用原子力設備に関する技術基準」に規定されていない評価手法を利用するとして、東北電力(株)は規定外の設計を利用する場合に必要な「特殊設計施設認可」についての申請を行っていたが、申請されていたひびの進展評価、構造強度計算手法、計算結果が妥当であるとして、平成15年7月3日付けでこの申請に対する認可が原子力安全・保安院により行われた。
 女川原発第1号機では第15回定期検査時に、炉心シュラウド上部胴と中間部リングとの溶接線外側近傍、中間部胴と下部リングとの溶接線外側近傍にひびが点在していることが確認されたため、ひびの5年後の進展を評価し炉心シュラウドの健全性を確認した上で運転を継続することにしている。
 なおこのことを踏まえ、今回の認可にあたっては申請された評価手法の適用期間を5年間に限定するとの条件がついている。【原子力安全・保安院】

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