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環境ニュース[国内]

一般家庭1世帯のCO2排出量は年間4,806kg 1,279世帯の調査結果

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2003.07.02 【情報源】環境省/2003.06.30 発表

 「地球温暖化対策地域協議会」が実施した「温暖化対策診断モデル事業」の平成14年度結果が平成15年6月30日までにまとまった。
 「地球温暖化対策地域協議会」は地方公共団体、企業、NPO、住民など地域構成員のパートナーシップによる地域レベルでの温暖化防止活動を活発化することを目的に、地球温暖化対策推進法の改正にあたって新たに設置を促進することが法に盛り込まれた組織。
 また「温暖化対策診断モデル事業」は環境省がこの地域協議会の中から参加団体公募を行い実施した事業で、診断員が一般住宅の家屋構造や機器の設置状況、使用方法について調査し、各世帯の温室効果ガス排出実態に即して温暖化対策への詳細な助言を行うというのがその内容。
 14年度は全国5か所の地域協議会で「温暖化対策診断モデル事業」が実施され1,279世帯を調査したが、約90%の家庭でテレビやVTRから待機電力が発生していることが確認され、また1世帯あたりの1年間の平均二酸化炭素排出量が4,806キログラムであることが明らかになった。
 環境省では15年度にこれらの各世帯の追跡調査を行い、診断に基づいた助言が行われた結果、二酸化炭素排出量がどの程度削減されたかを検証する方針。【環境省】

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