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環境ニュース[国内]

バス交通の再生事例集を自動車交通局ホームページから公開

大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.06.27 【情報源】国土交通省/2003.06.26 発表

 国土交通省ではのコミュニティバスバスロケーションシステムの活用などを通じたバス交通の再生事例を平成14年度に調査していたが、収集された事例を「全国のバス再生事例集」としてとりまとめ、自動車交通局ホームページから公開することにした。
 調査は全国各地のバス交通の再生に向けた取り組みを収集した上で、利用者の利便性の高さ、自治体や住民の協力度、バス事業者の収支改善度、環境負荷低減度・地域活性度などの点から各事例の評価・分析を行った。
 事例としては限定された地域を走行するコミュニティバスに関するものが51事例、バスの停留所通過状況や目的地までの所要時分を表示するバスロケーションシステムに関するものが6事例、運賃料金を工夫した事例が23事例、バス走行環境の改善を行った事例が8事例、パークアンドバスライド(バス停車場そばの駐車場に自家用車を駐車させ、バスに乗り換えさせる仕組み)などその他の事例が3事例収集された。
 このうち評価結果については成功事例とともに失敗事例の問題点も公開している。例えばコミュニティバスでは41事例は効果があった事例として実名で内容を公開されたが、残り10事例は効果が認められない事例として匿名で公開されている。
 なお1人の人間を1キロメートル運ぶ際に自家用車は約172グラムの二酸化炭素を排出量するが、営業用乗り合いバスの排出量は約99グラム。温暖化促進効果はより小さい。【国土交通省】

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