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環境ニュース[国内]

「食の安全・安心のための政策大綱」が決定

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2003.06.23 【情報源】農林水産省/2003.06.20 発表

 平成15年6月20日に農林水産省の「食の安全・安心のための政策推進本部」の第4回会議が開催され、国民の健康保護を最優先とした、新しい食品安全行政の指針「食の安全・安心のための政策大綱」が決定された。
 「大綱」はリスク分析の手法を導入し制定された「食品安全基本法」の下、新設する「食品安全委員会」が食品のリスク(危険性)評価を担当し、農林水産省と厚生労働省等が分担・協力してリスク管理を担当するという大きな枠組みを提示。
 また食品安全行政に対する国民の「安心」や「信頼」を回復するための基本方針として、(1)施策への消費者・生産者の意見の反映、(2)生産から消費までの全体を考えたリスク管理対策づくりと実施、(3)生産者・事業者によるリスク管理への自主的な取り組み推進、(4)食品の安全に関しての危機管理体制づくり−−の4点を示し、この4点の方針を踏まえながら、(一)食品安全行政の体制見直し・強化、(二)産地段階から消費段階までのリスク管理の確実な実施、(三)食品表示や食品情報の追跡などを通じた消費者の安心・信頼確保、(四)環境にやさしい生産活動への支援など環境保全の取り組み推進、(五)研究の充実と研究成果の普及−−の5分野について重点的に施策を展開するとした。【農林水産省】

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