日本品質保証機構がシックハウス対応のＪＩＳ改正忘れ、旧規格で誤認定　業務停止処分へ

　経済産業省は平成１５年６月２０日付けで工業標準化法違反があった（財）日本品質保証機構(ＪＱＡ)）に対し、９０日間の新規のＪＩＳマーク表示認定業務停止を命じる行政処分を行った。業務停止期間は平成１５年６月２０日から平成１５年９月１７日まで。
　（財）日本品質保証機構は「床仕上げ材用接着剤（ＪＩＳ　Ａ　５５３６）」のＪＩＳ規格がシックハウス問題への対応のため１５年３月２０日に改正されたにもかかわらず、廃版となった旧ＪＩＳ規格に基づき、１５年４月２５日に誤った認定を行っていた。
　なお誤認定された製品については、すでに新ＪＩＳ規格に基づく追加審査を行ない、１５年５月２７日に改めて認定が行なわれている。【経済産業省】