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環境ニュース[国内]

G8サミット ロシア大統領が京都議定書署名に「前向きに取り組む」と発言

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2003.06.04 【情報源】外務省/2003.06.04 発表

 2003年6月1日から3日にかけて、フランスのエビアンで行われた主要国首脳会合(G8サミット)は、イラク情勢をめぐり立場が分かれたG8(先進8か国)間の協調関係の再構築や世界経済の成長確保といった課題を背景としながら、開発、テロ、大量破壊兵器の不拡散など幅広い問題について議論が行われた。
 また持続可能な開発についても、2000年9月の国連ミレニアム・サミットで採択された「ミレニアム開発目標」達成にあたっての資金確保の方法、途上国側の良き統治の必要性、成長と環境保護の両立のための科学技術の役割、京都議定書の重要性、森林問題などが議題にのぼった。
 小泉総理は席上、ロシア、米国、途上国京都議定書への参加を要請したが、一方ロシアのプーチン大統領も「京都議定書署名に前向きに取り組む」と発言。小泉首相が「プーチン大統領の発言には勇気づけられた」と述べる一幕もあった。
今回のサミットでは2002年に続き共同声明の代わりに「世界経済」、「持続可能な開発」、「テロ対策」、「地域問題」の4つの主要テーマごとに討議の結果がまとめた「議長総括」が採択されたほか、テロ対策の強化や持続可能な開発の実現に向け、G8が今後とるべき具体的行動を列挙した13本の行動計画や文書がまとめられた。なおこのうち日本は2003年3月の世界水フォーラム閣僚級会合の開催国として、フランスと協力しながら、水問題に関する行動計画の策定などに主導的役割を果たした。【外務省】

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