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環境ニュース[国内]

タイでのゴム木廃材発電事業を3件目のCDM事業として正式承認

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2003.05.26 【情報源】経済産業省/2003.05.23 発表

 電源開発株式会社が平成15年4月21日付けで経済産業省にクリーン開発メカニズム(CDM)事業として申請した、タイでのゴム木廃材を利用したバイオマス発電事業が、15年5月22日に開催された「京都メカニズム活用連絡会」で承認され、日本政府の正式なプロジェクトになった。
 CDMは各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の1つ。先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度だ。
 日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連6省庁のいずれかに承認申請を提出し、6省庁が共同で開催する「京都メカニズム活用連絡会」で承認されることが必要だが、今回の案件が連絡会で承認されたことにより、日本政府の正式なCDM案件は3件目となった。
 なお今回の案件では年間約6万トン分のCO2クレジット(排出削減量)の獲得が見込まれている。【経済産業省】

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