国連持続可能な開発委員会第１１回会合閣僚級会合が４月末に開催

　国連持続可能な開発委員会（ＣＳＤ）第１１回会合期間中の２００３年４月２８日から３０日にかけて、ニューヨークの国連本部でＣＳＤハイレベルセグメント（閣僚級会合）が開催された。
　ＣＳＤは１９９２年に開催された「環境と開発に関する国連会議（地球サミット）」で設置が決まった国連組織で、環境と経済の統合のための国際的な政策決定能力向上や地球環境保全のための行動計画「アジェンダ２１」の実施状況の審査を進めるために国連の経済社会理事会の下に設置されている。
　今回のハイレベルセグメントでは（１）ＣＳＤの作業の将来計画、（２）ヨハネスブルクサミットの成果を実施するための行動と方針、（３）地域実施フォーラムが議題となった。【環境省】