一般財団法人環境イノベーション情報機構
過去最大のオゾンホールが南極に出現 2000年のオゾン層報告
【地球環境 オゾン層】 【掲載日】2001.04.13 【情報源】気象庁/2001.04.10 発表
気象庁は『オゾン層解析報告2000』をまとめた。この報告によれば、2000年には9月に南極域で過去最大のオゾンホールが出現する一方、オゾンホールの消滅は1992年以降で最も早かった。
地球全体のオゾン全量は低緯度地域を除いて長期的な減少傾向が続き、特に高緯度地域の春季の減少傾向が顕著である。北半球高緯度では2月から4月にオゾン全量が継続して少なくなり、3月にオゾン減少が顕著だった。【気象庁】