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環境ニュース[国内]

富士フイルムイメージングシステムズ、バイオマスプラスチック素材を用いたICカードを今冬より販売開始

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2024.07.17 【情報源】企業/2024.07.10 発表

富士フイルムイメージングシステムズ株式会社は、植物などの生物由来の原料で作られた「バイオマスプラスチック」の素材を配合したICカードを今冬より販売開始する。

近年、石油由来のプラスチックを植物由来のバイオマスプラスチックなどに置き替えるなどして、温室効果ガス排出低減に取り組む企業や団体が増加している。このバイオマスプラスチックをICカードに応用し、今冬より、企業・自治体・官公庁・学校などで利用される社員証や職員証、学生証、会員証などのカード発行サービスの提供を開始する。

カードの基材にバイオマスプラスチックを重量比25%以上使用。主成分に採用した木質資源のセルロース樹脂は、従来のICカードの主成分(PET-G)と比べて、樹脂生産時のエネルギーが少なくCO2排出量が低い素材であることが特長。
また、従来の石油由来素材から植物由来素材へ変更したことにより、焼却時のCO2排出量を、植物が生育する際のCO2吸収量で一部相殺できる。
これにより、バイオマスプラスチックの使用効果として、1枚あたりCO2排出量を従来素材の利用時と比べて約13g抑制を実現した。

企業などの環境負荷低減活動を「バイオマスプラスチックICカード」の提供を通じて支援していく。

【富士フイルムイメージングシステムズ株式会社】

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