一般財団法人環境イノベーション情報機構
マクニカ、鉛を利用した蓄電池システムを発表
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2024.07.02 【情報源】企業/2024.06.11 発表
株式会社マクニカは、サーキュラー蓄電ソリューション株式会社とともに、家庭用鉛蓄電池システム「soldam(ソルダム)」を開発した。この製品は、1個1.2kWhの鉛蓄電池を6個組み合わせた7.2kWhの鉛蓄電池システム。一般的なリチウムイオン蓄電池に比べて約3分の1の価格で、同程度の蓄電容量と耐久年数を実現した。また、鉛は素材としての安全性が高く、室外に設置しても安心して利用でき、さらに、これまでの蓄電池は、材料のリサイクルが難しいという課題があったが、鉛は、品質をそのままにほぼ100%リサイクルすることが可能なため、寿命を迎え交換が必要となった鉛蓄電池は、適切な処理でリサイクルを行うことで再生鉛を活用した蓄電池として再利用ができる。
【株式会社マクニカ】