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環境ニュース[国内]

大塚製薬と大鵬薬品、医療用医薬品包装に使用されるPTP包装廃材のマテリアルリサイクルを開始

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2024.06.27 【情報源】企業/2024.05.30 発表

大塚製薬株式会社および大鵬薬品工業株式会社は、医療用医薬品製造の包装工程で発生するPTP包装廃材のマテリアルリサイクルの取組を開始した。
この取組は、錠剤やカプセル剤の包装に使用されるPTPシートを、プラスチックとアルミ箔に分離する技術を活用するとともに、CO2排出の少ない鉄道輸送を利用するモーダルシフトを取り入れることで、大塚製薬および大鵬薬品におけるPTP包装廃材をリサイクルし、環境負荷低減を目指すもの。
これまで両社で発生したPTP包装廃材は、委託先の廃棄物処理業者にて焼却し、焼却時の熱エネルギーを回収するサーマルリカバリーとともに、焼却灰をコンクリート原料の一部に再利用する再資源化を行っていた。今回の取組で、両社の工場で発生するすべてのPTP用ポリプロピレンシートの包装廃材がリサイクル可能となり、焼却処理と比較し約94%のCO2排出量の削減とともに、年間約55トンの廃材が再利用されることになる。

【大塚製薬株式会社】

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