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環境ニュース[国内]

物流の環境負荷低減に向けた実証実験 15年度の助成対象プロジェクトの公募開始

大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.04.21 【情報源】国土交通省/2003.04.21 発表

 国土交通省は幹線物流の環境負荷低減に向けた実証実験を平成14年度に続き15年度も実施していく方針で、平成15年4月28日から6月27日までの2か月の間、この実証実験に参加するプロジェクトの公募を行う。
 この実証実験は14年度は交通需要マネジメント(TDM)実証実験の一環として行われたが、15年度は単独の事業として実施される。ただし、物流事業者や荷主などの関係者が協力して実施する、(1)輸送共同化、(2)モーダルシフト(輸送手段の転換)、(3)幹線物流での革新的な環境負荷低減が達成できるその他の方法−−による物流効率化プロジェクトについて、最長2年にわたり、国が実験費用の3分の1を負担して実験を行うという事業の骨格は昨年とほぼ同じ。
応募対象となるのは、(1)2つ以上の都道府県にまたがる輸送か、輸送距離50km以上の輸送で、(2)比較できる従来の輸送形態が存在し、(3)荷主と物流事業者が共同で責任を持って輸送計画を策定し、(4)補助金100万円あたり1年間の二酸化炭素排出削減量が最低36トン(二酸化炭素換算)以上であること−−などの要件を満たしていることが必要。
 なお国土交通省としては有識者から構成される検討会でプロジェクトの内容を審査の上、検討会で推薦されたプロジェクトの中で二酸化炭素削減効果が高いとされているものから補助金交付を行う方針。
 推薦案件の決定は7月下旬、補助対象事業の認定は8月上旬、補助金交付決定・事業開始は9月上旬の見込みだ。【国土交通省】

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