一般財団法人環境イノベーション情報機構
JAL、リチウムバッテリー式電源装置「eGPU」を松山空港に初めて導入
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2024.06.04 【情報源】企業/2024.05.17 発表
日本航空株式会社(JAL)は、多摩川エアロシステムズ株式会社とともに、CO2排出削減や騒音の軽減が期待されるリチウムイオンバッテリー式電源装置(eGPU)を、松山空港においてJALとして初めて導入した。航空機は、空港に駐機中に必要な電力、空調をディーゼルエンジン式の電源装置(GPU)から供給しているが、eGPUを導入することで、従来比でCO2排出量をゼロに削減し、静音性は約30%軽減(65db以下)できる。
eGPUの配備の拡大においては、ジェット機に使用するために充電設備の設置と交流電源の確保が課題となっていたが、松山空港では除雪車の車載ヒーター用電源の電源プラグを変換することでこの課題を解決。今回の導入となった。今後はこれらの知見を活かして、他の空港への展開も検討していきたいとしている。
【日本航空株式会社】