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環境ニュース[国内]

沸騰水型軽水炉設置6社に対し、炉心シュラウドや原子炉再循環系配管の点検・ひび割れ補修工事について考え方示す

エネルギー 原子力】 【掲載日】2003.04.18 【情報源】原子力安全・保安院/2003.04.17 発表

 原子力安全・保安院は平成15年4月17日付けで、沸騰水型軽水炉を設置する電力会社6社に対し、炉心シュラウドや原子炉再循環系配管の点検とひび割れ補修工事を実施する際に、当面は総合資源エネルギー調査会の「原子力発電設備の健全性評価に関する小委員会」が15年3月10日にまとめた「中間とりまとめ」の考え方に従うよう、指示文書を発出した。
 中間とりまとめでは、炉心シュラウド・原子炉再循環系配管の健全性評価方法について考え方をまとめているだけでなく、点検の対象や頻度、ひび割れの補修工事についての考え方、有効な補修方法などを提示。
 具体的には、炉心シュラウドについて13年に発生したひび割れ事例を踏まえ各社が実施していた点検箇所に加え、新たにひび割れが確認されたシュラウドサポートリング部や中間部胴溶接線なども点検対象とすること、今後5年間の運転期間中に再循環系配管の全溶接継手を点検すること、ひび割れの補修工事を行う際は適切な応力緩和措置工事を実施すること、設備の供用期間中補修記録を保存しておくこと−−などの措置を求めている。【原子力安全・保安院】

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