一般財団法人環境イノベーション情報機構
EU5か国での対日世論調査 日本の国際貢献「地球環境保全」分野の期待がトップに
【地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2003.04.15 【情報源】外務省/2003.04.11 発表
外務省は2002年3月から6月にかけて英国、ドイツ、フランス、イタリア、オランダの5か国の有識者を対象に実施した、対日世論調査の結果を公表した。この調査は各国民間調査機関に委託し、調査票郵送調査または電話調査により実施したもので、調査対象となった有識者は5か国の合計で2,962名にのぼった。
このうち国際貢献に対する評価では、日本が国際的役割を「果たしている」あるいは「どちらかと言うと果たしている」という回答の合計は英国69%、ドイツ35%、フランス25%、イタリア55%、オランダ52%で国によってでばらつきが大きかった。
ただし日本の国際的貢献が期待される分野としては「地球環境保全」という回答が一致して高く、英国の61%、ドイツの89%、フランスの65%、イタリアの40%、オランダの56%が「日本の地球環境保全への貢献に期待する」と回答。
特に英国、ドイツ、フランス、オランダ4か国では「世界平和の維持」や「途上国援助」など他項目を抜いて最も期待が高い項目となっており、イタリアでも「途上国援助」の42%の次に期待が高かった。またオランダを除いて各国とも前回調査時の1996年より「期待する」と答えた割合が増えていた。【外務省】