一般財団法人環境イノベーション情報機構
海上保安庁、令和5年の海洋汚染の現状(確定値)を公表
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2024.03.05 【情報源】海上保安庁/2024.02.21 発表
海上保安庁は、令和5年の海洋汚染の現状(確定値)を公表。令和5年1月1日から12月31日までの間に、日本周辺海域において確認した海洋汚染の件数は、397件(前年468件)だった。主な内訳は以下の通り。・油による海洋汚染は、259件(前年299件)
油排出の主な原因は、作業中の取扱不注意、船舶海難、機械の破損
・廃棄物による海洋汚染は、129件(前年148件)
一般市民や漁業関係者による不法投棄
今後の取り組みとして、海事・漁業関係者等に対して海洋環境保全講習会の開催や、訪船・訪問を行い、排出防止等に関する指導の実施と、海洋環境保全教室、訪船・訪問指導、漂着ごみ分類調査等を通 じ、主に漁業関係者、若年層を含む一般市民に対し、不法投棄防止の呼びかけをはじめ、廃棄物や海洋プラスチックごみ等が海洋環境に与える影響などについて啓発活動を実施するとしている。
詳細はプレスリリースを参照。
【海上保安庁】