一般財団法人環境イノベーション情報機構
川崎重工、コージェネ大賞2023 技術開発部門「理事長賞」を受賞
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2024.02.22 【情報源】企業/2024.02.07 発表
川崎重工業株式会社は、同社が開発した1.8MW級高効率ドライ・水素専焼ガスタービンコージェネレーションシステム「PUC17MMX」が、コージェネ大賞2023の技術開発部門で最上位となる「理事長賞」を受賞したと発表した。コージェネ大賞は、一般財団法人コージェネレーション・エネルギー高度利用センターが主催し、新規・先導性、新規技術、省エネルギー性などにおいて優れたコージェネレーションシステムを表彰することにより、社会的認知を図るとともに、普及促進につなげることを目的とした表彰制度。
「PUC17MMX」は、多数の微小な水素火炎を制御して低NOx運転を行う独自技術によるマイクロミックス燃焼器(MMX燃焼器)を搭載し、水素専焼・混焼において、大気汚染防止法に準拠した安定かつクリーンな運転が可能。従来の商用電源+ガス焚きボイラと比較して、水素50%混焼時のCO2削減量は年間4,300ton、水素専焼時のCO2削減量は年間12,900tonと、大幅にCO2を削減することができる。
【川崎重工業株式会社】