一般財団法人環境イノベーション情報機構
大成建設、建設現場で不用となった三角コーンの再資源化に関する実証試験を開始
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2024.02.01 【情報源】企業/2024.01.19 発表
大成建設株式会社は、2023年10月より建設現場で不用となった三角コーンの再資源化に関する実証試験開始した。三角コーンは、本来リサイクル可能なプラスチック素材で製造されているが、建設現場では消耗品として取り扱われ、工事の竣工に伴ってそのほとんどが再利用されることなく廃棄物として処分されている。そこで同社は、株式会社八木熊との協働で、不用となった三角コーンを適切に回収・再資源化し、再生三角コーンの製造に向けた実証試験を開始した。
今回の実証実験で製造した再生三角コーンは、製造後に物理特性(引張強度、伸び等)を評価したうえで、同社の技術センターや建設現場で実際に使用して耐候性などについて約1年間検証し、その後再び回収して再資源化の上、建設現場での利用を試みる予定となっている。
【大成建設株式会社】