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環境ニュース[国内]

大林組、ニュージーランドとフィジーにおいてグリーン水素の製造・輸送・利活用に関する実証事業を開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2024.01.30 【情報源】企業/2024.01.09 発表

株式会社大林組は、ニュージーランド(NZ)の大林グループHalcyon Power Limited(ハルシオンパワー)およびフィジー共和国のエネルギー供給事業者Fiji Gas Pte Limited(フィジーガス)と共同で、NZおよびフィジーにおけるグリーン水素の製造・輸送・利活用に関する実証事業を開始する。

今回の実証事業は、環境省が公募した「令和4年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(二国間クレジット制度資金支援事業のうち水素製造・利活用第三国連携事業)」として採択されたもの。まず、ハルシオンパワーがNZのタウポに保有する水素製造プラントで地熱発電由来の電気によりグリーン水素を製造し、その水素をオークランド港からフィジーのラウトカ港まで海上輸送の後、フィジーガスのLPG貯蔵施設に据え付けられた水素とディーゼルの混焼発電機で発電し、同施設内電力として利活用する。

同社では、国内外でのグリーン水素のサプライチェーン構築を推進することで、社会的課題であるカーボンニュートラル社会の実現に貢献していきたいとしている。


【株式会社大林組】

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