一般財団法人環境イノベーション情報機構
大成建設、「オフィスビル『大宮サウスゲート』増築プロジェクト」着工 ZEB Oriented および CASBEE Sランクを目指す
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2024.02.01 【情報源】企業/2024.01.16 発表
大成建設株式会社は、オフィスビル「大宮サウスゲート」(埼玉県さいたま市)の増築工事に着手した。このプロジェクトは、隣接した敷地に地上 12 階建のオフィスビルを増築するもの。
2007年6月竣工の既存棟は、JR「さいたま新都心」駅より徒歩約6分に位置し、主要幹線道路、首都高速道路、東北・関越自動車道へのアクセスが良好な交通利便性を備えた立地となっている。また、さいたま新都心エリアでは希少なCASBEE Aランクを取得した環境性能の高いオフィスビル。
今回、増築棟を計画するにあたっては増築棟のZEB Oriented 相当の実現および CASBEE Sランク取得による環境配慮を目指す他、災害時の事業継続性の確保、基準階約500坪の無柱執務空間の実現、駐車場の需要が高い立地の特性を踏まえ駐車場の多数設置によるテナントの利便性の向上等を目指す。
ZEB Oriented:
「ZEB」は、消費する一次エネルギー収支ゼロを目指した評価システム。「ZEB Oriented」は事務所等の建築物での従来の基準値より40%以上の省エネ効果が期待できる。
CASBEE Sランク:
「CASBEE」(建築環境総合性能評価システム)は、建築物の環境性能で評価し格付けする手法で、省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮はもとより、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建物の品質を総合的に評価するシステム。評価結果「Sランク」は、5段階の最上位。
【大成建設株式会社】