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環境ニュース[国内]

伊藤忠エクネスと大林組、大阪・関西万博の建設工事において次世代バイオ燃料「リニューアブルディーゼル」の長期実証実験を開始

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2024.01.12 【情報源】企業/2023.12.15 発表

伊藤忠エネクス株式会社と株式会社大林組は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の建設工事で稼働する建設機械の燃料に、リニューアブルディーゼル(RD)を活用する実証実験を行う。
使用するRDは、世界最大級のリニューアブル燃料メーカーであるフィンランドのNeste社が、食料競合のない廃食油や廃動植物油などの原料から、水素化精製プロセスを経て製造する次世代バイオ燃料。ライフサイクルアセスメントベースでのGHG(温室効果ガス)排出量で石油由来軽油比約90%削減を実現し、軽油を使用する車両や重機などでそのまま利用することが可能。

この実験では、大林組が手がける大阪・関西万博の工事において、西尾レントオール株式会社から借り受ける建設機械(フォークリフト)に、軽油に代わる燃料としてRDを使用する。計画使用数量は1,800L、計画CO2削減量は4.6t。
両社は、大阪・関西万博の工事期間中、RDの長期使用時の建設機械への影響を調査するとともに、燃料調達から供給、使用までのプロセスの検証と最適化に取り組むとしている。

実証期間:2023年6月〜2024年12月(19ヵ月)

【株式会社大林組】

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