一般財団法人環境イノベーション情報機構
宮城県、廃漁網をリサイクルしたアスファルト改質剤の県道への試験施工を実施
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2023.12.25 【情報源】地方自治体/2023.12.06 発表
宮城県は、漁網を製造・補修する企業が数多く立地していることから、プラスチック製の廃漁網が毎年大量に発生している。特にプラスチック素材の一種であるPET(ポリエチレンテレフタレート)製の廃漁網の発生量は国内最多と言われ、製網業界によりPET製廃漁網のリサイクル方法が検討されてきた。このような課題に対し、日本道路株式会社と花王株式会社が製網業界と連携し、国内初の取組みとして、廃漁網を原料の一部としたアスファルト改質剤を新たに開発した。今回、日本道路株式会社が、これを県道の舗装に活用する実証試験を実施。
同県は、地域特有の廃棄物の地域内循環利用を目指すものとして、この取組を積極的に支援している。
【宮城県】