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環境ニュース[国内]

富士フイルム、北米の富士フイルムグループ全拠点の使用電力を再生可能エネルギー化

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2023.12.08 【情報源】企業/2023.11.16 発表

富士フイルムホールディングス株式会社は、北米エリアの富士フイルムグループ全拠点(米国・カナダ)にバーチャルPPA(Power Purchase Agreement:電力購入契約)を導入し、すべての使用電力を実質的に再生可能エネルギー(再エネ)に転換することを発表した。

同社は、将来にわたり追加性のある再エネ電力を長期に安定的に確保するため、自社での再エネ発電設備の設置、および発電事業者から再エネ電力を調達するコーポレートPPAを優先する方針としている。コーポレートPPAの一つであるバーチャルPPAは、発電事業者の再エネ発電設備で発電される電力の環境価値を、再エネ電力証書として長期に渡り需要家に提供する仕組み。

北米エリアの富士フイルムグループ全拠点の電力調達を担うFUJIFILM Holdings America Corporationは、米国のエネルギー企業National Grid Renewables(ナショナル・グリッド・リニューアブルズ)社から15年にわたり、同社が米国テキサス州ブレビンスに建設予定の太陽光発電設から発電される約30万MWh/年の再エネ電力証書を購入する。これにより、富士フイルムグループは、北米拠点の使用電力を実質的に再エネ化し、グループ全体の2022年度CO2排出量の約9%にあたる年間約9万トンを相殺する。
ナショナル・グリッド・リニューアブルズ社の太陽光発電設備稼働は2025年後半を予定している。

【富士フイルムホールディングス株式会社】

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