一般財団法人環境イノベーション情報機構
ストックホルム条約、バーゼル条約及びロッテルダム条約締約国会議が5月に開催
【健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2023.04.28 【情報源】環境省/2023.04.27 発表
環境省は、ストックホルム条約、バーゼル条約及びロッテルダム条約締約国会議が5月1日からジュネーブ(スイス連邦)において開催されると発表した。「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約」、
「有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約」及び
「国際貿易の対象となる特定の有害な化学物質及び駆除剤についての事前のかつ情報に基づく同意の手続に関するロッテルダム条約」
の締約国会議は、有害な化学物質及び廃棄物を規制し、これらが環境及び人の健康に与える影響を防ぐという共通の目的を有しており、相互に連携した取組を実施している。
今回、3条約の更なる連携を促進し、効果的にその目的を達成していくため、3条約の締約国会議が連続して開催される。
ストックホルム条約:
製造・輸入等が規制される条約対象物質への3物質の追加の検討等
バーゼル条約:
プラスチック廃棄物をはじめとする各技術ガイドラインの改定等の検討、輸出相手国への事前通告・輸入国における同意回答手続(PIC手続)の改善に係る議論等
ロッテルダム条約:
輸出手続きが必要となる対象物質への7物質の追加の検討や附属書VIIIの新設に係る条約改正提案等
が行われる予定。
【環境省】
記事に含まれる環境用語
- ストックホルム条約
- バーゼル条約
- ロッテルダム条約
- 国際貿易の対象となる特定の有害な化学物質及び駆除剤についての事前のかつ情報に基づく同意の手続に関する
- 残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約
- 廃棄物
- 有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約