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環境ニュース[国内]

農林水産省関連施設で木材利用を進めるアクションプログラムを策定

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2003.03.26 【情報源】農林水産省/2003.03.25 発表

 林野庁は、平成14年12月に同省が策定した「地球温暖化防止森林吸収源10カ年対策」で木材利用の推進が重要な柱の1つとして位置付けられたことを踏まえ、農林水産省自らが木材利用の拡大に取り組む「農林水産省木材利用拡大アクションプログラム」の策定を決め、15年3月24日に開催された農林水産省循環型社会構築・地球温暖化対策推進本部第5回会合で、このアクションプログラムの骨子を決定した。
 プログラムは(1)農林水産省関係の公共土木工事での木材を利用した工事、(2)農林水産省関係の補助事業施設で木造化、内装の木質化、木製品の導入、(3)農林水産省と関係機関の施設の更新、新規整備の際の木造化−−の積極的な推進を謳っており、地球温暖化対策推進大綱や地球温暖化防止森林吸収源10カ年対策の対策スケジュールを踏まえ、当面は平成15、16年度を第1ステップとして集中的な取組みを行う。
 各局庁ごとに自主的に数値目標を決め、施設整備を行う直轄事業の執行や補助事業の採択時には、木材利用の推進をヒアリングなどの場で指導するとしたほか、木造化に関する技術的な情報、価格・製品情報を各局庁、地方農政局、都道府県に提供する。
 目標達成状況については毎年度末までに各局庁単位で検証を行い、その成果を政府の循環型社会構築・地球温暖化対策推進本部に報告するとともに、一般への公表を行う方針だ。【林野庁】

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