一般財団法人環境イノベーション情報機構
大林グループでオンサイトPPAによる再エネ供給を開始
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2023.04.10 【情報源】企業/2023.03.20 発表
株式会社大林組のグループ会社である株式会社大林クリーンエナジーと株式会社内外テクノスは、「オンサイトPPA(第三者所有モデル)」により、電力を供給する契約を締結し、2023年3月19日に営業運転を開始した。同事業は、内外テクノスが埼玉県ふじみ野市に保有する本社工場の屋根上に、再生可能エネルギー事業会社である大林クリーンエナジーが、太陽光発電設備(103kW)を設置、運営し、同工場に電力を供給する、自家消費型のオンサイトPPA事業となる。
大林組の設計施工で2022年11月に完成した内外テクノスの本社工場は、カーボンニュートラルへの取り組みの一環として、RCと木トラス屋根によるハイブリッド構造を採用している。その木トラス構造の屋根上を利用し、大林クリーンエナジーが生グリーン電力を供給するオンサイトPPA事業を開始した。
大林グループは、2019年に「Obayashi Sustainability Vision 2050」を策定し、「地球・社会・人のサステナビリティの実現」を可能とするため、グループ一体で脱炭素への取り組みを進めている。今回のプロジェクトによって、オンサイトPPA事業者としての知見やノウハウを蓄積し、顧客の脱炭素に向けたニーズに対するソリューション提案に活かしていくことで、持続可能な社会の実現に貢献する。
【株式会社大林組】