令和4年度有害廃棄物の不法輸出入防止に関するアジアネットワークワークショップの結果発表

【ごみ･リサイクル その他(ごみ･リサイクル)】 【掲載日】2023.03.03 【情報源】環境省／2023.03.02 発表

環境省は、インドネシア共和国のメダンにおいて、バーゼル条約東南アジア地域センター及びインドネシア共和国環境林業省との共催で、有害廃棄物の越境移動に関するバーゼル条約のアジア地域の担当官が一堂に会する、有害廃棄物の不法輸出入防止に関するアジアネットワークのワークショップを開催した。
廃プラスチック及び電気・電子機器廃棄物に関するバーゼル条約の改正についての議論、バーゼル条約に基づく手続の実施・促進に向けた優良事例及び課題の共有、また、環境上適正な管理の促進に向けた活動についての最新状況の情報共有を行った。
また、各国の有害廃棄物の輸出入に関する規制等の最新の状況について共有するとともに、こうした不法取引の防止のための対応策等についての議論が行われ、アジア地域の国々が継続して不法取引の防止に向けて連携して取り組むことが重要であるとの認識が共有された。

日程：2022年11月1日〜11月3日
場所：メダン（インドネシア共和国）
参加者：アジア太平洋地域12の国と地域のバーゼル条約担当官　等

「有害廃棄物の不法輸出入防止に関するアジアネットワーク」は、環境省が、有害廃棄物の不法輸出入防止のため、各国のバーゼル条約実施能力の向上及び関係国間の情報交換体制（ネットワーク）を整備することを目的として、2003年に提唱したもの。2004年からほぼ毎年ワークショップを開催している。

【環境省】