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環境ニュース[国内]

運輸部門のCDM/JIに関する国際ワークショップ、世界で初めて開催へ

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2003.03.13 【情報源】国土交通省/2003.03.12 発表

  国土交通省は平成15年3月27・28日の両日、東京港区の三田会議所で、「運輸部門のクリーン開発メカニズム(CDM)/共同実施(JI)に関するワークショップ」を開催することにした。
 CDMとJIは、京都議定書に盛り込まれた市場原理を活用した措置「京都メカニズム」の中の制度。CDMは先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度、JIは先進国(および市場経済移行国)同士が共同で温暖化対策プロジェクトを行い、その事業によって削減された排出削減分を事業の投資国と実施国とで分け合うことができる制度。
 運輸部門は世界全体の二酸化炭素排出量の約2割を占めているが、他の排出分野に比べ、CDMやJIへの取り組みは遅れており、今回のワークショップが、運輸部門のCDMやJIについての世界ではじめての会議だ。
 会議にはカナダ、ドイツ、ハンガリー、インドネシア、韓国などの政府関係者、研究者、企業・NGOの担当者、日本国内の運輸部関連企業の担当者らが参加し、運輸部門のCDMやJIについての情報交換や意見交換が行われる予定だ。
 なお入場者数には限りがあるが、国土交通省では一般の参加・傍聴を3月17日まで受け付けている。参加希望者は氏名・所属・連絡先を記入の上、国土交通省総合政策局環境・海洋課までFAXで申し込むことが必要だ。【国土交通省】

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