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環境ニュース[国内]

大成建設、「都有施設における再生可能エネルギー見える化モデル事業(建材一体型太陽光発電設備)」で同社グループが採択

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2022.10.26 【情報源】企業/2022.09.30 発表

 大成建設株式会社と株式会社カネカは、東京都環境局が実施する「都有施設における再生可能エネルギー見える化モデル事業(建材一体型太陽光発電設備)」の公募型プロポーザルに参加した結果、この度、同社グループが採択を受けた。この提案は、株式会社カネカとの共同開発の建材一体型太陽光発電設備「T-Green(R) Multi Solar」を基盤としている。

 東京都環境基本計画において、東京都は2050年のCO2排出量実質ゼロ達成のために、2030年までに都内温室効果ガス排出量を半減する「カーボンハーフ」の実現を目指すと明記され、再生可能エネルギーの基幹エネルギー化を施策の一つとしている。そのため、本モデル事業は、建材一体型太陽光発電設備等の普及の初期段階にある新たな再生可能エネルギー技術を都有施設に率先的に導入し、その成果を「見える化」することで、民間施設の取組拡大につなげることを目的としている。

 まず、令和4年度においては、都有施設である東京国際展示場と奥多摩水と緑のふれあい館において建材一体型太陽光発電設備「T-Green(R) Multi Solar」の設置及び事業の実施概要の掲示を行う。令和5年度から令和8年度には、当該設備を適切に維持管理し、創エネルギー効果の測定や見学者へのアンケートの実施により、その有効性等をホームページで広く発信する。

 今後も両社は環境に配慮した社会の実現を目指し、さまざまな用途の建築物への再生可能エネルギー技術の導入について積極的に取り組み、2050年の脱炭素社会の実現に貢献していく、としている。
【大成建設株式会社】

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