一般財団法人環境イノベーション情報機構
三菱マテリアル、自社水力発電の再生可能エネルギー由来の電力を自社工場に活用
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2022.10.13 【情報源】企業/2022.09.13 発表
三菱マテリアル株式会社は、自社工場で使用する電力の一部に同社の水力発電所である大湯発電所(秋田県鹿角市)由来の環境価値がついた実質的な再生可能エネルギー電気を適用し、GHG排出量を削減する。今回、1,300MWh分の大湯発電所由来のトラッキング付きFIT非化石証書を調達し、同社の超硬工具製造拠点である筑波製作所・明石製作所で今年度使用する電力の一部に適用することで、実質的な再生可能エネルギー電気とする。これにより同社グループの今年度の年間GHG排出量の削減量は、CO2換算で約550t(2021年度排出係数ベース)を見込んでいる。なお、次年度以降もこの取り組みは継続して行う予定となっている。
同社グループは、GHG排出量を2030年度までに47%削減(2013年度比)、2045年度までに実質ゼロとするカーボンニュートラルの実現を目指しており、省エネのさらなる推進、燃料転換等による技術改善を進めている。また、再生可能エネルギー由来の電力の導入も順次進める予定としており、2030年度までに同社グループで使用する電力の約60%を切り替える計画となっている。
【三菱マテリアル株式会社】