一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

横河電機、北米最大の再生可能燃料プラントに向けた技術・設備機器・サービスの優先サプライヤーとして選定

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2022.10.07 【情報源】企業/2022.09.08 発表

 横河電機株式会社は、子会社のヨコガワ・コーポレーション・オブ・アメリカが、米国のGron Fuels, LLC(グロン・フューエルズ)から、ルイジアナ州のグレーター・バトン・ルージュ港に建設される北米最大の再生可能燃料プラント向けに制御に関する技術・設備機器・サービスを提供する優先サプライヤーに選定されたことを発表。
 エネルギートランジションを推進するインフラ投資を行っている、米国のFidelis New Energy, LLC(フィデリス・ニュー・エナジー)の子会社であるグロン・フューエルズは、低炭素の輸送燃料を必要とする世界の顧客に向け、1日あたり6万5,000バレルの持続可能な航空燃料(SAF:Sustainable Aviation Fuel)や再生可能ディーゼル燃料の生産が可能な「GigaSystem(ギガシステム)」と呼ばれるプラントの建設と運用を行う。このギガシステムプラントは、従来の再生可能原料である廃食油や獣脂に加え、今後期待されている藻類に由来する油や被覆作物などが使用できるように設計されている。グロン・フューエルズのギガシステム施設内には、プラントのほかに、バイオ燃料の生産時に排出される二酸化炭素(CO2)を回収して地下に貯留するBECCS(Bio-Energy with Carbon Capture and Sequestration)設備、カーボンネガティブ発電(CNP:Carbon Negative Power)設備が併設され、施設全体でのCO2排出量を抑制し、カーボンネガティブ燃料生産を可能とする計画で、2025年に生産を開始する予定となっている。
【横河電機株式会社】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース