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環境ニュース[国内]

高濃度アルコール含有燃料、規制対象へ

大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.03.07 【情報源】資源エネルギー庁/2003.03.07 発表

 揮発油(ガソリン)、軽油、灯油の品質規格を定める「揮発油等の品質の確保等に関する法律(揮発油等品確法)」の改正案が第156回国会に提出される見込みとなった。
 今回の改正はアルコールをガソリンと混合させた「高濃度アルコール含有燃料」による火災事故が頻発していることを受け、これまで揮発油等品確法の対象になっていなかったこれらの高濃度アルコール含有燃料を規制の対象とすることが目的。
 揮発油、軽油、灯油を定義しなおすすとともに、アルコールの許容値を規格化し、規格に適合しない製品の販売を禁止するとした。
 なお具体的な規格は省令で別途定める予定。
 経済産業省と国土交通省が設置した「高濃度アルコール含有燃料に関する安全性等調査委員会」の最終評価でも、「アルコールの使用が想定されていないガソリン用自動車に高濃度アルコール含有燃料を使用した場合、燃料系統部品に用いられているアルミニウム部品が腐食、車両火災の要因となる危険性があることが確認されている。【資源エネルギー庁】

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