一般財団法人環境イノベーション情報機構
損保ジャパン、【国内初】「水素輸送専用保険」の開発
【エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2022.08.05 【情報源】企業/2022.07.01 発表
損害保険ジャパン株式会社とSOMPOリスクマネジメント株式会社は、CCS・CCUSやアンモニア燃料船など周辺技術を含め、水素・アンモニアを始めとする次世代エネルギーのサプライチェーン構築を支援するリスクソリューションシリーズ「SOMPO-ZELO(ソンポゼロ)」を始動した。併せて次世代のクリーンエネルギーである水素の輸送向け専用保険の販売を2022年7月1日から開始する。
なお、水素輸送向けの専用保険の開発は国内初となる。
2020年10月、政府は2050年にカーボンニュートラルを目指すことを宣言した。その実現のため、2020年12月25日に経済産業省が策定した「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」では、「洋上風力・地熱・太陽光」「水素・燃料アンモニア」などの次世代エネルギーが重点分野として選定されており、CCS・CCUS やアンモニア燃料船をはじめ次世代エネルギーに関連した周辺技術の開発が期待されている。次世代エネルギーおよびこれらの周辺技術を社会実装し、安定的に利活用するためには、サプライチェーンにおける事故に保険で備えるだけではなく、リスクの低減・防止を図ることが必要となる。
今回、損保ジャパンとSOMPOリスクは次世代エネルギーに対するリスクソリューションとして「SOMPO-ZELO」シリーズを始動し、「保険」や「リスクマネジメントコンサルティング」の開発・提供を通じて新たなサプライチェーンの構築を支援していく。
【損害保険ジャパン株式会社】