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環境ニュース[国内]

歩行者や自転車を優先した道路づくりに取り組む地域を募集 15年5月16日まで

大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.03.03 【情報源】国土交通省/2003.03.03 発表

 国土交通省は歩行者や自転車を優先した交通施策を進めるために、トランジットモール(公共交通機関以外の車両通行を抑制し、道路を歩行者優先の空間とすること)や、同省が提唱するゆとりのある道・街並み実現のための「くらしのみちゾーン(仮称)」に積極的に取り組む意欲のある地域の募集を実施している。
 募集対象となるのは5年以内にトランジットモールや「くらしのみちゾーン」の実現を目指す地区の市町村かNPO法人など。
 募集のあった地域については、国土交通省が計画策定費、事業費など実現に向けて積極的に支援する予定であるほか、合意形成に向けた社会実験が必要な地区を選定し、国が実験費を負担した上で社会実験を実施する方針だ。
 応募者は地域を所管する地方整備局に応募内容を説明の上、平成15年5月16日の締め切りまでに応募書類を提出する必要がある。
 また社会実験の実施を申請する場合は、(1)現行の法令や制度の中で実施可能、(2)15年度内に実施でき、実験終了後3か月以内、年度末までに実験成果を報告可能、(3)成果の公表が可能−−の3点の条件を満たす実験の内容でなければならない。【国土交通省】

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