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環境ニュース[国内]

東洋紡、味香り戦略研究所と共同で「サステナブル食品」の研究開発を開始

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2022.07.19 【情報源】企業/2022.05.25 発表

 東洋紡株式会社は、「サステナブル食品」事業化の検討に向け、このほど、味覚と香りに関するマーケティング・コンサルティングを行う株式会社味香り戦略研究所と共同で「サステナブル食品」の研究開発を開始した。

 持続可能な社会の実現に向けた意識が世界的に高まる中、食の分野では、食料の安定供給、生産・物流現場における環境負荷の低減、飢餓と食糧不足の解消など、さまざまな課題の解決が求められている。近年、環境負荷を減らしながら生産する「サステナブル食品(フード)」として、プラントベースフード(植物性の食材から成る食品)などが注目されているが、味や香りの向上が今後の普及に向けた課題とされている。

 同社は、事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献することを目指す「サステナビリティ」を根幹に据えた経営を推進している。本年1月には、まもなく公表予定の長期経営ビジョン「サステナブル・ビジョン2030」における重点テーマの一つとして、サステナブル食品事業プロジェクトを立ち上げ、「サステナブル食品」の研究開発を開始している。味香り戦略研究所は、2004年創業。味覚と香りの可視化に特化した研究機関として、高い測定・解析技術や創業以来蓄積されてきた味覚と香りの豊富なデータベース、国内における多くの食品研究・マーケティングの実績を誇る。
【東洋紡株式会社】

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