一般財団法人環境イノベーション情報機構
東レ、循環型社会への貢献に向けたブロックチェーンを活用したトレーサビリティシステムを共同開発
【エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2022.03.25 【情報源】企業/2022.01.24 発表
東レ株式会社は、ブロックチェーン技術と活用ノウハウを有するソラミツ株式会社と協働し、ブロックチェーンを活用したトレーサビリティシステム構築のための実証実験を2022年度中に開始する。東レは、「東レグループ サステナビリティ・ビジョン」で2050年に目指す世界像の一つとして掲げる「資源が持続可能な形で管理される世界」の実現に向け、東レのリサイクルやバイオマスなどの循環型社会に資する技術や製品のサプライチェーンに、ソラミツのブロックチェーン技術を融合することで、製品の回収・再利用などによる素材の循環を可視化・透明化し、サプライチェーンを構成する全てのステークホルダーと共に循環型社会のさらなる進展への貢献を目指す。
東レは2019年に、回収ペットボトルを原料として再利用するリサイクルポリエステル繊維事業のブランド「&+」(アンドプラス)を立ち上げ、リサイクル資源のトレーサビリティに取り組んできた。本実証実験は「&+」を題材とし、これらの取り組みをいつでも・誰にでも証明できるよう進化させるために、サプライチェーン上の企業と連携しながら基本システム構築に向けた課題整理を進める。
【東レ株式会社】