一般財団法人環境イノベーション情報機構
化学的酸素要求量、窒素含有量及びりん含有量に係る第9次総量削減基本方針(東京湾、伊勢湾及び瀬戸内海)を策定
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2022.01.25 【情報源】環境省/2022.01.24 発表
環境省は、昭和54年以来、8次にわたり、汚濁負荷量の削減目標、目標年度等の基本的な事項を総量削減基本方針に定め、関係都府県と連携して、東京湾、伊勢湾及び瀬戸内海で汚濁負荷量の削減に取り組んでいる。今回、第9次となる化学的酸素要求量、窒素含有量及びりん含有量に係る総量削減基本方針を策定した。
第9次基本方針では、目標年度を令和6年度と定め、各指定水域において、以下の観点から汚濁負荷の削減に係る施策を推進することにより、削減目標量の達成を図ることとしている。
[1]東京湾・伊勢湾は、窒素及びりんの環境基準の達成状況を維持しつつ、生物多様性・生物生産性の視点においても望ましい水質を目指すとともに、貧酸素水塊の発生抑制等の観点から水環境改善を図る。
[2]瀬戸内海のうち、大阪湾においては、湾全体としては現在の水質を維持するための取組を継続しつつ、湾奥部における赤潮や貧酸素水塊など、問題が発生している特定の海域において、局所ごとの課題に対応することとし、大阪湾を除く瀬戸内海においては、現在の水質を悪化させないこととする。
詳細はプレスリリース参照。
【環境省】