一般財団法人環境イノベーション情報機構
商船三井、液化CO2輸送船のコンセプトスタディを完了
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2021.12.10 【情報源】企業/2021.11.04 発表
株式会社商船三井は、三菱重工グループの三菱造船株式会社と協働し、液化CO2輸送船について、将来的に形成されていくであろうLCO2船マーケットにおいて主流となり得る船型のコンセプトスタディを完了した。LCO2船は、低・脱炭素社会を実現する手段の一つとして注目されているCCUS(Carbon dioxide Capture Utilization and Storage)のバリューチェーンの中で、回収し液化したCO2を貯留地、もしくは有効利用地へ効率的に輸送する手段の一つとして重要な役割を担う。CCUSは、国際エネルギー機関(IEA)のレポートに拠れば、2070年迄の累計CO2削減量の15%を担い、カーボンニュートラル達成時に約69億トン/年のCO2削減貢献が期待されている。
【株式会社商船三井】