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環境ニュース[国内]

出光、脱炭素社会の実現に向け固体電解質の商業生産への実証設備の稼働開始

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2021.12.02 【情報源】企業/2021.11.05 発表

 出光興産株式会社は、次世代電池として有望な全固体リチウムイオン電池向け固体電解質の商業生産に向けた実証設備を、同社の主力事業所の一つである千葉事業所内に建設し、稼働を開始した。全固体リチウムイオン電池はEV向け等に早期の実用化が求められており、そのキーマテリアルである固体電解質に対するニーズが近年益々高まっている。同装置を用いて固体電解質の量産プロセス実証を進め、早期事業化を目指していく。
 近年、世界各国において厳しい環境規制や脱炭素社会の実現に向けた目標が掲げられ、EVや定置用電池等の市場が急拡大している。その中で全固体リチウムイオン電池は、航続距離の拡大・充電時間の短縮・安全性向上等に寄与する、EV普及の鍵を握る次世代電池として実用化開発が進んでおり、EV以外のさまざまな用途への適用範囲拡大も見込まれている。
【出光興産株式会社】

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