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環境ニュース[国内]

日本政府、米国の国際熱核融合炉実験炉計画への再参加を歓迎

エネルギー 原子力】 【掲載日】2003.02.03 【情報源】外務省/2003.01.31 発表

 日本政府は2003年1月30日(日本時間31日)、米国がITER(国際熱核融合炉実験炉)計画への再参加について発表したことに対し、「米国のITER計画に再参加は、現在行われている政府間交渉を活発化させ、計画の今後の発展に大きく寄与する」と歓迎の意を表明した。
 ITERは重水素やトリチウム(三重水素)といった軽い元素の混合ガスを1億度以上の超高温のプラズマ(原子核から電子が離れる)状態にし、原子核を衝突させる核融合反応でエネルギーを発生させるトカマク型熱核融合実験装置のこと。地球温暖化の原因となる二酸化炭素の発生も少なく、エネルギー源として注目されており、具体化にあたっては、国際的な協力のもとに種々の試験が計画されている。
 米国は1992年から行われていた工学設計活動に参加していたが、1999年に国内事情によりITER計画への参加を取りやめていた。【外務省】

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