一般財団法人環境イノベーション情報機構
帝人、パラ系アラミドのライフサイクルにおけるCO2排出量を削減
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2021.08.06 【情報源】企業/2021.07.08 発表
帝人グループでアラミド事業を展開するテイジン・アラミドB.V.(オランダ・アーネム市)が、パラ系アラミド「トワロン」のライフサイクルにおけるCO2排出量を、2014年対比で約30%削減した。これは、外部団体によるISO規格14040および14044に則した最新のライフサイクルアセスメント(LCA)調査により示されたもので、テイジン・アラミドが長年にわたり、「トワロン」のライフサイクルにおける持続可能性、生産工程の改善、100%再生可能電力への移行などに注力してきた成果となる。
テイジン・アラミドは、今後もエネルギー消費量の削減、グリーンエネルギーの導入、リサイクル技術の向上など、持続可能な循環型社会の実現に向けた事業戦略をさらに強化し、帝人グループとして、2050 年度までにCO2排出量を実質ゼロとすること、および長期ビジョンである「未来の社会を支える会社」になることを目指していく、としている。
【帝人株式会社】