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環境ニュース[国内]

「JAS分析試験ハンドブック 遺伝子組換え食品検査・分析マニュアル」を作成

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2001.04.12 【情報源】農林水産省/2001.03.27 発表

 農林水産省では、「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)」に基づく遺伝子組換えに関する品質表示制度が平成13年4月1日から施行され、同日以後に製造、加工または輸入される加工食品や同日以後に販売される生鮮商品などに適用されるのに伴い、表示が適切に実施されているかどうか点検を行うため必要な、遺伝子組換え食品の分析方法についてをまとめた「JAS分析試験ハンドブック 遺伝子組換え食品検査・分析マニュアル」を作成した。
 遺伝子組換えの表示については、遺伝子組換えのものと非遺伝子組換えのものを分別した生産・流通管理が行われていない場合は、「遺伝子組換え不分別」などの表示を義務づけ、分別して生産・流通管理がされている場合は表示不要または「遺伝子組換えでない」などの任意表示ができることとなっている。遺伝子組換え食品の表示が適正に行われているかどうかは必要に応じて科学的検査を行い、この結果を踏まえ、分別生産流通管理が適切に行われているかどうかを確認する。
 このマニュアルは、こうした科学的検査を実施するにあたっての分析方法や留意点をまとめ、その標準化をめざしたもので、有識者・農林水産省・厚生労働省の研究者からなる委員会での検討を経て作成された。厚生労働省の「組換えDNA技術応用食品の検査方法について」とも連携した内容となっており、また、日進月歩の状態である分析手法の進歩の状況などを踏まえ、今後も適宜内容を見直していくこととしている。【農林水産省】

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