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環境ニュース[国内]

三菱ケミカル、SHISEIDO の日焼け止め外袋に生分解性素材「BioPBSTM」「AZ-1」を採用

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2021.06.28 【情報源】企業/2021.05.31 発表

 三菱ケミカル株式会社およびフタムラ化学株式会社は、本年5月から販売が開始されたSHISEIDOのスティック状日焼け止め「クリアサンケアスティック」の外袋に三菱ケミカルの生分解性樹脂「BioPBSTM」およびフタムラ化学のセルロースフィルム「AZ-1」が採用されたことを発表した。
 資生堂が世界88の国と地域で展開しているブランドSHISEIDOのスティック状日焼け止め「クリアサンケアスティック」は、資生堂として初めて外袋に生分解性フィルムを使用した製品となる。外袋の内面(シーラント)およびチャック部分に三菱ケミカルのBioPBSTMが、外面にフタムラ化学のAZ-1がそれぞれ採用されていおり、これらはいずれも植物由来かつ自然界の微生物によって水と二酸化炭素に分解されるため、世界的に関心が高まっている廃プラスチック問題への解決の糸口になる素材である。
 環境配慮に優れた機能に加え、BioPBSTMはその高いシール性、加工性、柔軟性が、AZ-1はコシと印刷適性が評価され、今回の採用に至った。
 環境配慮への要求がますます高まる中、三菱ケミカルおよびフタムラ化学ではこれらの製品の展開を通して、循環型社会の構築やSDGsの達成に貢献していく、としている。
【三菱ケミカル株式会社】

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