一般財団法人環境イノベーション情報機構
パナソニック、新富町、南九州大学と食品廃棄ロス削減と生ごみ減量化に向け産官学連携で合意
【ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2021.06.03 【情報源】企業/2021.05.07 発表
宮崎県新富町、南九州大学、パナソニック株式会社は、地域社会における課題解決の促進、持続的な地域社会の発展を目的として、新富町の食品ロス削減、生ごみ減量化に向け、産学官共同で取り組んでいくことで合意し、包括連携協定を締結した。これに基づき、新富町において、生ごみ処理機を使った堆肥活用による食農循環プラットフォーム構築の実証実験を行う。今回の実証実験では、町民宅に設置した生ごみ処理機で処理した乾燥ごみを回収して堆肥化。肥料として新富町内の市民農園やコミュニティーガーデンに還元し、野菜などの農作物の栽培、収穫につなげるという食農循環システムとまちの緑地化の検証と研究を行い、あわせて、家庭内の食品ロス低減にも取り組むという。燃えるごみの約40%占めるという生ごみを減らし、再活用する一連の食農循環活動に地域住民の参画を促進し、食品ロス削減や生ごみ減量への意識改革、ごみを出さないライフスタイルの実践につなげていく、としている。
【パナソニック株式会社】