一般財団法人環境イノベーション情報機構
ENEOS、東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会の関連施設に再生可能エネルギー由来の電気を供給
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2021.05.28 【情報源】企業/2021.05.14 発表
ENEOS株式会社は、「東京2020ゴールドパートナー(石油・ガス・水素・電気供給)」として、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)の関連施設に再生可能エネルギー由来の電気(以下、再エネ電気)を供給することを発表。ENEOS株式会社は東京2020大会の関連施設(53施設)に電気を供給しますが、大会期間中はオリンピックスタジアム(ウォームアップエリア)、有明体操競技場(ブロードキャストエリア)など、49施設に供給する電気は全て再エネ電気(供給予定電力量:約24百万kwh)とする。
供給する再エネ電気は、バイオマス発電や太陽光発電で発電されたものであり、CO2排出係数ゼロの環境配慮型エネルギーで、これらの再エネ電気の供給を通じて、ENEOS株式会社は、持続可能性に配慮した東京2020大会の運営をサポートし、東京2020大会の成功に貢献していく。
また、ENEOS株式会社は再エネ電気の供給に加えて、聖火台、東京2020オリンピック聖火リレー水素トーチ(聖火リレーの一部で使用)および大会用車両として使用されるFCV(燃料電池自動車)に、東京2020オフィシャル水素である「ENEOS水素」を供給する。
使用時にCO2が発生しない水素の供給も、持続可能性に配慮した大会運営に資するもので、ENEOS株式会社は東京2020大会において再エネ電気や水素を供給するとともに、今後も再生可能エネルギー事業の拡大やCO2フリー水素のサプライチェーン構築など、国連「SDGs(持続可能な開発目標)」である、「7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「13.気候変動に具体的な対策を」の達成につながる取り組みを通じて、脱炭素・循環型社会の形成に貢献していく、としている。
【ENEOS株式会社】