一般財団法人環境イノベーション情報機構
水素ガススタンドや燃料電池自動車の燃料用容器の基準作成に必要な実証実験の内容を報告書に提示
【エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2002.12.26 【情報源】原子力安全・保安院/2002.12.25 発表
燃料電池の実用化・普及のための整備しなければならない規制のうち、高圧ガス保安法に関わる基準作成に必要な実証実験の項目について検討を行ってきた「水素ガススタンド基準に係る技術検討委員会」と「燃料電池用水素容器技術検討委員会」は4回にわたる委員会での検討結果を報告書にまとめ、その内容を原子力安全・保安院に提出した。報告書では(1)水素ガススタンドの保安距離、保安統括者の常駐義務、保安検査周期、漏えい検知のための水素への付臭、液化ガス貯槽の充てん率上限や、(2)燃料電池自動車の燃料装置用容器の内容積、寿命、容器再検査期間、材質、附属品の種類、寿命、材料、燃料として使用する水素、容器に充てんする水素の状態−−などの項目の規定制定のために必要な実証実験の内容などをまとめている。【原子力安全・保安院】