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環境ニュース[国内]

平成13年度の冷媒CFC回収率 業務用冷凍空調機器は約61%、カーエアコンは約10%

地球環境 オゾン層】 【掲載日】2002.12.20 【情報源】環境省/2002.12.19 発表

 環境省と経済産業省は、平成13年度分の業務用冷凍空調機器、カーエアコンからの冷媒CFC回収実態について共同で行った調査結果をまとめ、平成14年12月19日付けで公表した。
 公表内容によると、平成13年度の業務用冷凍空調機器からのCFC回収量は約692トン、カーエアコンからのCFCの破壊量は約129トンにのぼっていた。
 また、廃棄時に業務用冷凍空調機器やカーエアコン内に残存していたと推定したCFC量は業務用冷凍空調機器で約1,138トン、カーエアコンは約1,352トンで、この数字から推計した回収率(カーエアコンについては破壊率)は業務用冷凍空調機器で約61%、カーエアコンで約10%−−という結果になった。
 一方、全国のフロン破壊処理施設60施設で平成13年度に破壊処理されたフロン類の量の総計は約1,839トン、うちCFCは約639トン、HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)は約1,116トンであった。
 なおこの調査の対象となった平成13年度のCFC回収は関係者の自主的取組によるもの。業務用冷凍空調機器については14年4月から、カーエアコンについては14年10月からフロン回収破壊法が施行されており、現在は両方とも機器廃棄時のフロン回収が法的に義務付けられている。【環境省】

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