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環境ニュース[国内]

日本政府、林水産物の持続的な利用に向けての配慮事項をWTO事務局に提案

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2002.12.17 【情報源】農林水産省/2002.12.17 発表

 日本政府はWTOの非農産品市場アクセス交渉でのモダリティ(各国共通に適用される基準)決定に向けた議論のうち、地球環境問題や天然資源の持続的利用の観点から林水産物に対し配慮を行うべき事項についての提案をまとめ、2002年12月21日までにこの提案をWTO事務局に提出することを決めた。
 今回の提案は、2002年11月5日に日本政府が提案した非農産品市場アクセス交渉モダリティ案のうち、林水産物への環境配慮に関わる部分についての詳細を、改めて附属文書としてまとめたもの。
 (1)多角的貿易体制と環境保護・持続可能な開発の促進は相互に支え合うべきもので、林水産物に関する交渉も持続可能な開発への貢献をめざすべき、(2)持続可能な森林経営や水産資源管理の実現は林水産物貿易の中長期的な発展の基礎である−−の2点を基本方針に据え、有限天然資源である林水産物への配慮を確保するための関税の引下げ方式は、品目ごとに柔軟性をもたせて設定する必要性がある−−との主張を行っている。【農林水産省】

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